熟年離婚の原因

熟年離婚にいたる原因

長い年月を共に生きてきた夫婦が、熟年と呼ばれる世代になって離婚・・・
いわゆる「熟年離婚」が、年々増加しています。

熟年離婚になってしまう原因は、さまざまな状況や気持ちの行き違いが、長い年月の間に積み重なってできていきます。

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熟年離婚とは

熟年離婚とは、長い年月結婚生活を続けてきた夫婦が離婚をすることをいいます。
一般的には、20年以上の期間を連れ添った夫婦の離婚とされています。

財産分与には結婚前の個人の財産は含まれない

したがって熟年世代の離婚だから熟年離婚というわけではなく、婚姻期間が5年10年と短ければ熟年離婚にはなりません。
また、婚姻期間は20年以上であっても別居期間が長いなど、実質的な婚姻関係がなかった場合も熟年離婚とは呼ばれません。

しかし、熟年離婚には明確な基準があるわけではなく、子供が一人前になって独立した後で離婚することを熟年離婚と呼ぶ考え方もあります。

熟年離婚は近年、渡哲也と松坂慶子が主演したテレビドラマのタイトルにもなり、広く認知されるようになりました。

熟年離婚の原因

日本の離婚の原因は、「性格の不一致」が一番多いと言われています。

若い夫婦の場合は、この他に浮気(不倫、不貞)、借金、浪費、ギャンブル、言葉の暴力=DV(ドメスティック・バイオレンス)、モラル・ハラスメントなど身体的・精神的暴力などが原因としてあげられます。

熟年離婚の場合は、これらが直接の原因であることは少なくなります。
熟年離婚の原因は圧倒的に「性格の不一致」、特に「長年の我慢の積み重なり」「我慢の限界」という理由が多くなるようです。

熟年離婚の原因は、一つ二つの限られた理由ではありません。
「性格の不一致」の中には、長い年月の間に積もったさまざまな事情、複雑な理由が絡み合っています。

したがって、離婚原因の中のどれか一つ二つが改善されれば熟年離婚を避けられる、というものではないのが難しいところです。

熟年離婚が急増しているのはなぜ?

日本の離婚の中でも、特に熟年世代の離婚件数は増え続けています。
20数年連れ添った夫婦が、今になって離婚する件数が増え続けているのはなぜなのでしょうか?
熟年離婚が急増している理由

主な原因の一つに、熟年世代の男性は仕事一筋で生きてきて、家庭のことや子供の教育は妻に任せきりで家庭を顧みない風潮が強かったということがあげられます。

また、男(夫)は外で仕事をするもの、女(妻)は家にいて家庭を守り家事を全てするもの、という意識がある人が多いということがあります。

しかも、妻が家事をするのは当然であると思っているため感謝の言葉もないということ。
「完璧にできて当たり前」なので、できていないところには文句を言っても、できているところには感謝しないこと。

さらに、家事をしたことのない熟年世代の男性には家事労働がどれだけ大変かがわからないため、主婦業はのんきで簡単な仕事だと思い、家事をしてくれる妻やその労働を尊重する気持ちが薄いということがあります。

夫から感謝の言葉一つない・・・これは、妻が熟年離婚を考える大きな理由です。

2007年4月から、離婚時の新しい年金分割制度が始まりました。
これをきっかけに、熟年離婚の原因を抱えながら今まで我慢してきた人たちが離婚に踏み切り、離婚件数が増加するのではと言われています。

熟年離婚の原因を、一つ一つ見ていきましょう。


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熟年離婚の原因 記事一覧

  ・ 熟年離婚にいたる原因
  ・ 定年退職後の夫の生活
  ・ 主人在宅ストレス症候群
  ・ 妻の意識の変化と社会進出
  ・ 言葉の暴力 ドメスティック・バイオレンス(DV)
  ・ モラル・ハラスメント
  ・ 性格の不一致
  ・ 価値観の違い
  ・ 浮気・不倫・不貞
  ・ セックスレス
  ・ 義父・義母との不仲(嫁・姑)
  ・ 親の介護問題

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