熟年離婚の原因
義父・義母との不仲(嫁・姑)
夫婦それぞれの相手の両親(義父・義母)との不仲や、親戚づきあいの揉め事。
これら親類縁者との関係も、離婚原因としては根深いものの一つです。
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義父・義母との不仲
熟年離婚の場合は、義父・義母や親戚との不和は昨日今日始まったものではなく、長い年月の我慢の積み重ねということが多いようです。
義両親との不仲は、夫の両親と妻・妻の両親と夫の両方を指します。
しかし中でも一番多いのは、やはりいわゆる「嫁・姑の不仲」ではないでしょうか。
「長男の嫁」という考え方
結婚というのは独立した男女の個人と個人の結びつきですが、もちろん互いの親、兄弟姉妹、親戚などと関わりがあり、これから新しい人間関係が生まれてくるわけですから二人だけのものではありません。
しかし日本ではとりわけ、
「女性は結婚したら相手の家に入るもの」 「長男の嫁」
という考え方がまだまだ強く残っているようです。
親の世代と若い世代の間で、価値観、ライフスタイル、子供の教育方針などの意見が合わず、行き違ったり不仲の原因となることが多くあります。
両親と夫婦が同居している場合は、さらに深刻な問題になります。
「嫁・姑」の仲を夫が取り持ってくれない
夫の両親と妻の仲が思わしくない時、夫が間に入って仲を取り持ってくれればいいのですが、なかなかそういう夫ばかりとは限りません。
たいていの場合は「仲良くやってくれよ」と言う程度で逃げてしまい、関わり合いになりたくないという人が多いようです。
中には、自分の両親の側について一緒に妻を攻撃する夫もいます。
妻の側に非がある場合ももちろんあると思いますが、そういう時妻は、
「夫は私にとってたった一人の味方なのに、私を助けてくれないどころか私を責めた・・・!」
という思いで頭がいっぱいになります。
そんなことが何回も、或いは何年も続くことによって、妻の中に夫への強い不満と不信感が積もっていくのです。
それはそのまま、まっすぐ熟年離婚へと結びつく危険があります。
「嫁・姑の不仲」を少しでも改善するために
妻が義両親との不和で悩んでいる場合、夫はきちんと話を聴いてあげてください。
妻の方も感情的にならず、夫の両親の悪口を言ったりしないように、冷静に客観的に話しましょう。
夫にとっては大切な両親ですから、悪口を言われて気分がいいわけはありません。
「自分が愛した人を産んで育ててくれた両親だ」
という謙虚な感謝の気持ちで、一歩引いたところから義両親を見てみてください。
細かい諍いを、許せる気持ちになれるかもしれません。
我慢に我慢を積み重ねて熟年離婚になる前に、若い時から夫婦でよく話し合って改善策を探すようにしてみてください。
裁判離婚の場合は一般的に、義両親との不仲というだけでは、離婚を申し立てても理由として認められません。
ただし、不仲が長い年月に渡ったために精神的な苦痛を受け、夫婦の間で喧嘩が絶えず結婚生活を維持できないほど夫婦関係が破綻した、と認められれば、離婚できる場合もあります。
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