熟年離婚の原因

主人在宅ストレス症候群

熟年離婚のきっかけとなる大きな原因として、「主人在宅ストレス症候群」があげられます。
「主人在宅ストレス症候群」とは、何でしょうか?

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主人在宅ストレス症候群とは?

定年退職した夫を持つ妻に現れる症状・「主人在宅ストレス症候群」は、最近話題になって注目されるようになってきました。
以前テレビの健康番組で取り上げられたことがあるので、記憶にある方もおられるのではないでしょうか。

「主人在宅ストレス症候群」とは、定年退職をした夫が毎日に家にいるようになったことで妻が強いストレスを感じ、体に変調をきたす症状のことをいいます。

主人在宅ストレス症候群は15年ほど前から

大阪府にある黒川内科の黒川順夫院長(心療内科)がこうした症状を「主人在宅ストレス症候群」と命名して学会(日本心身医学会近畿地方会)で発表し、治療にあたっておられます。 主人在宅ストレス症候群による熟年離婚を避けるために

黒川院長のお話では、主人在宅ストレス症候群は最近急に始まったことではなく、「亭主元気で留守がいい」というCMが流れた20年ほど前から
「定年退職した夫がずっと家にいるようになってから、体調が悪くなった」
と話す女性が目立ち始めたそうです。

患者の症状は、いわゆる心身症と呼ばれるさまざまな症状が見られます。

ストレスと強い関係のある高血圧や胃かいよう、十二指腸かいよう、気管支ぜんそく、過敏性腸症候群などの他、偏頭痛、脱力感や冷や汗、震えなどが起きる低血糖症候群など、人によってさまざまな心身の不調となって現れてきます。

主人在宅ストレス症候群の発症のきっかけ

このような症状が出るのは、定年退職後に夫が毎日家にいるようになってからの場合が多いですが、中には夫が脱サラして自宅で事業を始めてからという例もあります。

それまでは仕事で家にあまりいなかった夫が、急に在宅する時間が増えたために起こったと考えられ、その場合は40代の主婦でも同じような症状が現れます。

また一般のサラリーマンでも、近年の不況により残業・接待・休日ゴルフなどが縮小され、家にいる時間が長くなったためにその妻に起こることもあります。

主人在宅ストレス症候群の患者の特徴

患者に共通しているのは、夫が亭主関白型であること。
妻は自分を抑えて夫に従う良妻賢母型が多く、威圧的な夫に自分の気持ちを伝えられない、または伝えてもわかってもらえないという特徴があります。

「夫は何もしないでゴロゴロしてテレビばかり見ている」
「毎日毎日3度の食事の用意が大変」
「あれこれと口うるさく指図される」
「細かく干渉される」
など、患者は日常生活で強い束縛感を感じています。

これらの精神的ストレスが、体の弱い部分を攻撃して症状が現れてくると考えられています。

主人在宅ストレス症候群による熟年離婚を避けるために

主人在宅ストレス症候群による熟年離婚を避けるために 主人在宅ストレス症候群による熟年離婚を避けるためには、まず夫婦のコミュニケーションを十分に取ることが大切です。

妻が自分の気持ちを無理に抑えることなく、互いに自由に言いたいことが言える雰囲気作りと、夫婦で会話をする時間を持ちましょう。
それぞれが趣味を持ったり自由に外出したり、自分の身のまわりのことができるようにするといいでしょう。

家事の分担を決めて夫にも最低限のことをしてもらうようにすれば、そこで会話も生まれ、ありがとうという言葉がお互いに出るようになってさらに良く、お勧めです。

これには夫の協力が不可欠です。
夫の側に何も悪気がなかった場合は、「自分が家にいることが原因で妻が病気になった」というのはショックかもしれません。
認めたくないかもしれません。
しかし、どうかそこは広い心を持って妻を受け入れ、自分を振り返ってみてください。

妻が主人在宅ストレス症候群だとわかった場合は夫も一緒に病院へ行って、医師から治療法や家庭生活の改善について話をしてもらうといいでしょう。


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