熟年離婚の原因
価値観の違い
価値観の違いは、性格の不一致にも通じるものです。
夫婦間に限らず人間関係が破綻する理由の一つで、離婚・熟年離婚の原因の中でも大きなものの一つです。
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価値観が違うのは当たり前
夫婦で価値観が違うというとたいそうな問題のように思えますが、夫婦の価値観が違うというのは、実は当たり前のことなのです。
どんなに愛し合って一緒になっても、夫婦は元々他人同士です。
生まれ育った環境も違えば、親の育て方、教育方針、兄弟姉妹の人数、地域の習慣、お金に関する考え方、趣味、食べ物の好みから洋服の好みまですべて違います。
ましてや男と女という性別の違いもありますので、価値観は初めから違うものと思っていた方がいいでしょう。
血のつながった親子や兄弟姉妹でさえ、価値観というのは違うものなのです。
一人一人が別々の人間なのですから、当然のことです。
夫婦の価値観は同じものと思い込んでいることによるすれ違い
「価値観とはお互いに違うもの」という意識を持てずに、
・ これだけ愛し合っているのだから
・ 結婚して家族になったのだから
・ 自分を100%理解してくれると思ったからこそ結婚したのだ
・ 妻は夫に従うべきだ
という「思い込み」があると、しばらくして「こんなはずでは」と悩むことになったり、言い争いから大喧嘩に発展したりします。
例えば
例えば
夫 「子供が生まれたら妻は家庭に入って育児に専念してほしい」
妻 「私も自分の世界がほしい、外へ出て仕事をしたい」
夫 「子供には伸び伸びと自由に好きなことをさせたい」
妻 「幼稚園から私立に入れて、良い教育を受けさせて友達も厳選」
夫 「広々とした自然の中で田舎暮らしをしたい」
妻 「お洒落で買い物も友人と会うのも便利な都会で暮らしたい」
夫 「仕事でくたくたなので休日はゆっくり朝寝したり、友人と気晴らしに出かけたい」
妻 「休日は家族サービスをするのが当然でしょ、休日くらい家事を休ませてよ」
夫 「趣味のためには時間とお金を惜しまず注ぎ込む」
妻 「あんなもののどこがいいのかわからない、私が節約してるのに自分だけ散財して」
などなどなど・・・。
どこの夫婦にもありそうな会話ですよね?
考え方が合っていれば何よりですが、違っていても、それは別に普通のことなのです。
これを、一方的に相手の考えが間違っている、自分の考える通りにすべきだ、と意見を押し付けると問題になります。
互いの価値観を認めあい尊重しあうことが大切
大きな事からごくごく小さなことまで、価値観というのは違うものです。
それを許し、認め合い、話し合って歩み寄れればいいのですが、どちらかが強引に自分の考え方を押し通して相手を従わせようとすると、問題が大きくなります。
夫婦は、一番根本となる大切な部分、その人がその人であるゆえんであるところの核の部分、その大事にしているものが一緒であれば、あとは譲り合えるものだと思います。
何もかも自分に合わせてほしい、相手は自分と同じはずだという「自分主体の思い込み」が、不幸の元なのです。
初めから夫婦の価値観は違うものだということを認識し、謙虚な気持ちで相手の話を聴き、相手の気持ちや考え方を尊重しましょう。
ただし自分を抑え込んで我慢するのではなく、自分の望むこともきちんと伝えてよく話し合い、双方が歩み寄ろうという姿勢が大切なのではないでしょうか。
それがどうしてもできない、努力もしたくないという時に、離婚の原因となるようです。
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