熟年離婚の原因
浮気・不倫・不貞
離婚原因の中で多いものの一つに、不貞行為(浮気・不倫)があります。
夫婦間の愛情や信頼関係に亀裂が入る大きな原因であり、男性と女性の考え方の違いが浮き彫りになる要因とも言えます。
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浮気・不倫・不貞
不貞行為(浮気・不倫)は、離婚の原因の中で多いものの一つです。
軽い気持ちで始めた浮気が、修復しようがないほど夫婦関係を壊してしまうことがあります。
若い世代の場合は、今現在浮気をされていて、証拠を掴んで突きつけ、離婚を宣言したという例が多いようです。
一度だけの浮気で即離婚というのは認められないことが多いですが、継続して不倫・不貞の事実があったり、反省する様子がなかったり、夫婦関係を修復してやり直そうという意思がないと認められれば、離婚できます。
一方熟年離婚の場合は、今現在の浮気というよりも、過去若い頃にされた浮気の悔しさや恨みを忘れられず、夫の定年退職と同時に離婚を突きつけるという方が多いようです。
妻のカンをあなどってはいけません
妻が夫の浮気に気づくのは、実にささいなきっかけということが多いです。
例えば
・ 夫が急に優しくなった
・ 急に服装や身だしなみに気を配るようになった
・ 毎週同じ曜日に残業だと言って遅く帰るようになった
・ 飲み会で遅くなると言ったのに、帰ってきた時お酒の匂いがしなかった
・ 突然携帯電話のロック機能を使うようになった
・ 携帯電話に電話やメールが着信しても妻の前だと出ない、または急いで席を外す
テレビドラマに出てくるような、ワイシャツに口紅や香水の匂いがついていたとか、ホテルの領収書が出てきたとか、車にイヤリングが落ちていたというような、いかにもわかりやすい証拠がなくても、妻はちゃんと浮気に気づくのです。
浮気・不倫・不貞に対する男性の意識
こと浮気に関しては、熟年世代でも若い世代でも、男性の意識はあまり変わりがないようです。
(世代ではなく、個人の差のようです)
・ 浮気は男の甲斐性
・ 本気ではなく浮気なのだから
・ 家庭を壊す気はないのだから
・ 給料はちゃんと入れて夫の義務は果たしているのだから
などなど、理屈はいくらでも出てきます。
ひいては、男とはそういう生き物だとか、男には種の保存の本能があるのだと開き直る方もいるようです。
夫にとっては一時の遊びでそれほど重要な意味ではなかったとしても、浮気された妻の心の傷は計り知れません。
男性と女性の違い
男性には確かに種の保存・遺伝子を多く残したいという本能があります。
しかし反対に女性は、家庭を作って守り、子供を産み育てて継承していくという本能がありますから、子供を育てる家を守ってくれるはずの夫が外で遺伝子を残すというのは、絶対に許しがたい行為なのです。
その人の性格にもよりますが、夫の浮気や風俗通いをまったく理解できない、生理的に受け付けられないという妻もいます。
夫を汚らわしい、触れられたくないと思い、自尊心も信頼関係も失われ、うつ状態になって心療内科に通う例も多くあります。
浮気をされた妻は決して忘れません
浮気がバレ、妻に平謝りして二度としないと誓い、バッグやスカーフを買ってあげて仲直りしたつもりでも、妻が傷ついたことには変わりありませんし、浮気の事実は妻の心から消えません。
妻は夫を許そうと自分の中で決め、許しているだけで、忘れたわけではありません。
月日が経って夫は浮気のことをすっかり忘れても、妻の側は決して忘れることはないのです。
若い頃に浮気をしたが、妻にはバレずに済んだと思っている男性の方、本当にそうですか?
妻は実は全部知っていて、黙っているだけなのかもしれませんよ。
そのような場合はむしろ、浮気がバレて仲直りした場合よりも、妻の傷や恨みはずっと根深いかもしれません。
10年経っても20年経っても、浮気されたことを決して忘れない妻もいます。
熟年離婚を宣言する日を、待ち構えているかもしれません。
男性は、20年も昔の浮気が原因でまさか・・・と、妻を甘く見ないようにしましょう。
熟年離婚をしたくないのなら、若いうちから軽い気持ちで浮気などしないようにしてください。
妻の側に理由がある浮気
もちろん、妻の側が浮気をする例もあります。
女性の場合は遊びと割り切って浮気をすることはあまりなく、浮気が本気になり、家庭を捨てて飛び出して離婚・・・というケースも多いようです。
他にも、セックスレスが浮気を引き起こすこともあります。
セックスレスの原因は男女共にあり得るのですが、妻から性交渉を拒否され続けた夫が、やりきれなさから浮気という例もあります。
浮気の理由はセックスレスそのものだけではなく、家庭内の雰囲気が冷たくなり思いやりが感じられなくなったということが多いようです。
浮気・不倫・不貞を防ぎ熟年離婚を避けるために
いかなる理由であっても、浮気・不倫は擁護できるものではありません。
ですが、夫婦ともに、相手の気持ちが外へ向かないように自分が努力をしていたかどうかを、まずは振り返ってみましょう。
・ 結婚した途端、安心しきっていなかったか
・ 相手が異性だということを忘れず、最低限の身だしなみや礼儀を意識していたか
・ 夫婦で会話をし、相手の気持ちや価値観を尊重していたか
・ 日々思いやりを持って接し、感謝の気持ちを伝えていたか
浮気・不倫・不貞を防ぎ、離婚・熟年離婚を避けるために、今日から早速意識して行動してみてください。
最後に・・・ けれど、人の心は自由です
●結婚は「契約」です
結婚というのは「契約」です。
結婚をした「その時点」での「一生一緒に生きていこう」という互いの気持ちを誓い合ったものであり、人の気持ちが生涯変わらないという保証はありません。
一時的な浮気・不倫ではなく、本当の本気で、真実、心の底の底から、配偶者以外の誰かを愛してしまったのなら、人の心は誰にも縛ることはできません。
人間はすべて、心は自由です。
「結婚したのだから他の人を好きになるなんて絶対許せない、もう一度私を好きになれ」と、相手に命令することはできないのです・・・。
悲しく悔しく、受け入れがたいことかもしれませんが。
たとえ結婚という契約があっても、人の心に命令し、あるいは泣いてすがって願っても、従わせることはできないのです。
配偶者に何の落ち度もなかったとしても、他の人を好きになってしまうことはあります。
その後どういう行動を取るか、人生の中で何を一番大切にするかは人それぞれですが、誰かを好きになるという心の動きそのものをコントロールすることはできません。(本人も、周りの人間も)
誰が悪いのか?
好きになってしまったことが悪いのか?後から現れて、既婚者の心を動かしたあの人が悪いのか?
誰も、何も、悪くないのです。
つらいことですが。仕方がないのです。どうすることもできないのです。
人の心は縛れません。
誰かを悪者にして責めて、一時的に心が救われても、本当の救いはそこにはありません。
また、「結婚したのに他の人を好きになるような人は、最初から結婚自体をしてはいけない」と言うこともできません。
結婚後他の人を好きになるかどうかは、誰にも、本人にさえもわからないことであり、心を縛ったり封じ込めたりすることはできないからです。
結婚生活を継続させたり、優しく接する努力はできても、人を好きになることは努力ではできません。
配偶者以外の人と交際しないという努力はできても、人を愛する気持ちを止めたり消したりすることは、努力や人間性や意志の力ではどうすることもできないのです。
●あなたの価値は何も変わりません
配偶者が自分以外の人を好きになっても、あなたという人間の価値がなくなったわけでも、あなたの存在が否定されたわけでもありません。
あなたはあなたという、しっかりと生きている一人の人間です。
配偶者の心が向かなくなっただけで価値が下がるような、そんな小さな存在ではありません。
あなたが屈辱を感じたり、自尊心が打ち砕かれたりすることは、まったくありません。
あなたは今も変わらず、かけがえのない、尊く価値ある存在です。
価値があるんだったら、ではなぜあの人がよそを向いてしまったのか・・・・・・
それはただ、それぞれが見ている方向、それぞれが人生で大切に思うものが、結婚当初と今とでは変わってきてしまった・・・というだけのことなのです。
その場合は、どうか相手を悪者にすることなく、夫婦それぞれが自分自身の人生と向き合い、今後どうしていくかを話し合ってください。
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