熟年離婚を防ぐために

あなたから愛を投げかける

あなたが相手に投げかける言葉(心)が変わると、相手から返ってくる言葉(心)も変わります。
妻から夫、夫から妻、どちらも同じです。
まずあなたから先に、あなたの大切な人に愛を投げかけてください。

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あなたが発するものが変わると、返ってくるものも変わります

あなたが「どうして電話の一つくらいできないのよ!」と怒鳴っていた時は「仕事なんだから仕方ないだろう!」と答えていた夫も、
あなたが「一人で夕ご飯は寂しいし、片付けもあるから、次からは早めに連絡してね」と言ったら、「仕事なんだから仕方ないだろう!」とは返さないのではありませんか。

「おや?何だかいつもと違うぞ」となり、「えーと・・・急に急ぎの仕事が入って(ごにょごにょ)」「・・・連絡しなくて、悪かった(小声)」となる可能性が高いと思いませんか。

まずあなたから夫に投げかける言葉(心)を変えると、夫から返ってくる言葉(心)も変わるということ、わかってもらえるでしょうか。

「私ばっかり努力して、損」と思うでしょうか。
でも結果として夫が変わってくれて、あなたが望むように優しくなってくれたら、むしろ得をすると思いませんか?

「甘い顔を見せていると、つけあがる」と思うでしょうか。
でも人は、いつも自分に優しくしてくれる人に、冷たくきつく当れるでしょうか。
あなたはどうでしょう。いつも優しくしてくれる人には、自分も何かお返しをしたくなりませんか。
夫も、あなたがいつも優しい言葉と態度で接していれば、同じものを返したくなると思いませんか?

夫から妻へもまったく同じです

もちろん1日や2日では望み通りに大変化したりしませんから、そこは根気強く働きかけてください。

そしてこれは、夫から妻へ働きかける場合もまったく同じです。
「妻がもっと優しくて可愛げがあれば、俺だって・・・」と思うのなら、まずあなたから妻に優しくしてあげてください。
相手から欲しいと思うものを、自分から先に与えてください。

これまでケンカが続いたり不愉快な雰囲気が漂っていたのなら、最初の一回で急に相手が変化してくれるとはいかないかもしれません。
あなたが意を決して、うんと思い切って、気まずさや照れくささを振り切って、妻に優しい言葉をかけた時。
妻が驚いてくれたり、喜んでくれたり、素直で優しい反応が返ってくることを、あなたが期待するのは自然なことです。
でも。

「ふん」とあしらわれるかもしれません。
「何よ今さら、そらぞらしい」と言われるかもしれません。
「やましいことでもあるんでしょ」と憎々しい態度を取られるかもしれません。

ここであなたが「何だよ、こっちがせっかく優しくしてるのに、下手に出てやってるのに!」と言ってケンカが始まってしまっては台無しです。何にもなりません。 熟年離婚を防ぐために あなたから愛を投げかけてください

「自分がこれだけのことをしているんだから、相手から優しい反応が欲しい。優しい反応を返すべきだ」と思うと、途端にうまくいかなくなります。

相手にこうあるべきだという「自分の思い込み」を押しつけたり、「見返り」を求めたりすると、人間関係(夫婦関係)がギクシャクしてくるのは、これまで見てきた通りです。


あなたが妻に優しくするのは、妻といい関係を築きたいから。
最終的な目的はそれでいいのですが、相手から望み通りの反応を引き出すことを目的にすると、本質からずれてしまいます。
「見返り」がないなら優しくしただけ損だった、と思うとしたら、ずれています。

あなたが妻に優しくするのは、ただ優しくしたいから。
優しい言葉を話し、優しい物腰で接すると、自分が気分がいいから。

優しくして自分がいい気分になったところで自分のやることは終わったので、あとは妻がどう思おうと、どういう反応をしようと、それは妻の範疇です。妻の自由なのです。
「優しくしてあげたんだから喜べ」とは、言えないのですね。

「ありがとう」を言った時、相手から何も反応が返ってこなくても自分は何一つ損などしていない、「ありがとう」を言うのは自分のため・・・というのとまったく同じです。

(女性は、「夫」と「妻」を入れ替えて読んでくださいね)
(そして、夫が慣れない口調でぎくしゃくと優しい言葉をかけてくれたら、「あ、優しくしよう仲良くしようと、夫の方からしてきてくれたんだ」と気づいてあげてください。
男性には意地やメンツや沽券がありますから、女性よりもずっと不器用なのです。その不器用さを愛しく思ってあげてください)

あなた自身の雰囲気が変わります

1回や2回では、確かに変わらないかもしれません。
でも・・・めげずに続けてみてください。

続けると、あなた自身の雰囲気が変わります。柔らかく、優しく、受け入れてもらえそうな、話しかけやすい雰囲気になります。
気分の浮き沈みがなくいつも穏やかで笑顔の人、声をかけると振り向いてにこっと笑って「なあに?」と答えてくれそうな安心感、と言うとわかるでしょうか。

すると、不思議なことに気がついたらいつのまにか相手も・・・となります。

熟年離婚を防ぐために あなたから愛を投げかけてください 雰囲気が柔らかく、優しく、話しかけやすく、ちゃんと向き合って話を聞いてくれそうな人に、いきなりケンカ腰で食ってかかる人は、あまり多くないと思いませんか。

反対のことを考えるとわかりやすいと思います。
いらいら、トゲトゲして、不満や文句やグチばかり言う人のそばにいて、あなたがニコニコとご機嫌でその人にどんどん楽しいことを話しかけるのって、難しくありませんか。
そばにいるとあなたまで何だか不愉快になり、気分が落ち込んだ経験はないでしょうか。


人は、意識していないと周りの雰囲気に影響されて飲まれやすいのです。
それなら、「いい雰囲気」に飲まれた方がいいし、自分が「いい雰囲気」を創り出せればもっといいですよね。

あなたが柔らかい雰囲気だと、相手もつられてその雰囲気の中に入り込みます。
そして、食ってかかろうとしていたはずの気持ちがしゅうぅっとしぼんで、
「えーっと・・・あのさぁ、この前のこと、こう思うんだけど、どうかな・・・?」と、「ケンカではなく話し合おう」というスタンスに変わってくるのです。

けれど、相手が変わるのはおまけのようなもの。
相手を変えたいからそうするのではなく、あくまでも自分メインでやってみてください。

「耐えて尽くす」のとは違います

もう一つ。
これは、「どんなに理不尽な目に遭わされても黙って耐えてひたすら尽くす」ということとはまったく違うので、ご注意ください。

「耐える」「ひたすら尽くす」は女性の美徳や美談としてとらえられがちですが、そんなことをしても互いのために何もいいことはありません。

自分の思い通りにするよう強いている側も、相手を言いなりに従わせるのは自分に力があるようで気分がいいように思うかもしれませんが、実は少しも幸せではありません。
相手が言いなりに従ってくれても、尊敬も信頼も愛情もなく、不安や恐れや不信しかない人間関係が、果たして幸せでしょうか。

相手の言うことに納得できないと思ったら、「自分さえ我慢すれば丸く収まる」じゃなくて、きちんと自分の考えを伝えましょう。
ただし、伝える時は愛を持って。

自分の「正しさ」をわからせようとするのではなく。
自分の「誠意」を押しつけるのではなく。
相手の「悪いところ、間違っているところ」をあげつらうのではなく。

「あなたの考えはわかりました。ただ、私はこのように思っています」と、ただシンプルに、誠実に、自分の思いを伝えましょう。

まずあなたから先に、あなたの大切な人に愛を投げかけてください

すべては自分から始まります。
自分が相手を軽んじたり嫌味を言ったり怒鳴ったりすれば、相手からも同じものが返ってきます。

「私からじゃない、相手が先に嫌味を言って不愉快な態度を取ったんだ」と思うでしょうか。
でも、だからと言ってやり返せば、相手からはやっぱり同じものが返ってきます。
いつまでもあなたは嫌味を言われ続けます。

熟年離婚を防ぐために 本当に大切なことは夫婦が仲良く過ごせること 『どちらが先に仕掛けたか』
の原因探しや犯人捜しではなく、
『どうしたら仲良く楽しく過ごせるか』」
を考えた方が、誰よりも自分が、幸せになれると思いませんか。

「向こうは相変わらず好き勝手してるのに、私ばっかり努力するなんて・・・」ではなく、相手のためではなく、自分が楽しい気分で幸せに過ごせるようになるためなら、試しにちょっとやってみようか、という気持ちにならないでしょうか。


「いかに相手が悪いか、自分がどれだけ嫌な思いをしたか」を証明してみせても、相手から愛情は返ってきません。
正しければ愛されるわけではないのです。

例えば、こんな場面はどうでしょう。
妻が夫から理屈・正論で言い負かされて反論できなくなり、
「どうだ、俺が正しいことがわかったか!」「おまえは黙って俺の言う通りにしていればいいんだ!」
と言われたら。
妻は”正しい夫”をよりいっそう愛し尊敬して、優しくしてあげたいと思うでしょうか。
まるっきり正反対の気分になりませんか。


あなたの望みは、「相手を言い負かすこと」「自分の正しさを証明し、相手に認めさせること」「相手を自分の思い通りに従わせること」でしょうか。
(その時は気分がいいかもしれませんが、相手の心は離れます)

それとも、「愛すること」「愛されること」「いつも互いに優しい気持ちで、仲良く楽しく暮らせること」でしょうか。

まず自分から、自分が相手にどんなものを投げかけているかを意識し、変えていく。
優しさを、愛情を投げかける。
まずあなたから先に、あなたの大切な人に愛を投げかけてください。

その努力がいい夫婦関係を築く秘訣であり、離婚・熟年離婚を避ける重要な方法であり、自分自身が幸せになるための近道です。


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